心のお悩み解決ブログ

2013年7月20日 土曜日

夏休み

小学生、中学生、高校生は、夏休みですね。
いろいろ楽しい計画を立てていらっしゃる方も多いと思います。
しかし、一方で、休みに入ることで普段とは生活リズムが変わってしまいます。
親としては、とてもストレスのたまりやすい時期でもありますよね。

生活リズムは、ある程度キープしないと、
思わぬ症状が出現する可能性が出てきます。
夏休みだからと言って、子どもがのんびり過ごしているのに合わせてしまうと、
身体がおかしくなってしまうことがあります。
できれば、自分の生活リズムはできるだけ守る。
そうしておくことで、体のリズムも保たれます。

夏休みでストレスがたまるのは、
普段は学校に行っている子どもが家にいるため、
自分の生活リズムが崩れるためであることが多いです。
当然、食事などのお世話は必要ですが、
基本的な生活については、自分は自分、
子どもは子どもと、割り切って考えることも大切だと思います。

また、気温が高い日が続きます。
夏は、暑いだけでストレスになりますね。

夏のストレスは、ためすぎないようにお気を付けください。
冷やしすぎない程度に冷やすこと。
気持ちよく過ごせるといいですね。

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2013年7月19日 金曜日

診察していて思うこと。

色々な方がいらっしゃるので、色々なお話がうかがえて、
自分もいろいろ考えるし、楽しく思っています。
でも、よく思うのが、
「もし、自分が患者さんの立場だったら、どんなことを話すんだろう」
ということ。
あんまり話せないで終わってしまうタイプかな、と思うんですよね。
すごく、損をするタイプかな。

それとも、とにかく聞いてもらおうと、
食い下がることは... なさそうですね。

娘の個人面談に行った時のこと。
前の方の面談が少し延びていたようで、
廊下で待っていたわけなのですが、
結構保護者もお話しされているな、
と思いつつ、きいていました。
ま、それでもほとんどが先生の声でしたが。
そして、自分の番。
話が始まったら、話す頻度として私が1で先生が3。
結局ほぼ一方的に言われて、終わってしまった面談でした。

診察の時、一方的に話すのは必要以上に多くしないようにしています。
病気や薬の説明で、
話さないといけないときは、ちゃんと説明しますが。
できるだけ、自分の意見を挟まないように努力しています。
話したいだけ話していただく。
そうすることで、色々な不安が解消されやすくなります。

中には、それではなんだか場が持たない方もいらっしゃるので、
そういう方の時は、私も結構お話ししますが。


話をする、って、とても重要なんですね。
患者さんは、お医者さんの話を聞いていればいいんだ、
なんていう診察は、もう古いかもしれませんね。
心療内科だけでなく、内科でもそうだと思うのですが、
会話が成り立つような診療環境を整えて行きたいと思っています。
みんながお話ししてくれる、話しやすい診察室。
これが理想ですね。

理想を実現するために、頑張っていきたいと思います。

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2013年7月18日 木曜日

考えること。

色々なことを考えすぎると、
疲れてしまいますね。
ストレスたまるし、眠れなくなることもあります。
考えなければいけないこともたくさんあるのでしょうけど、
考えなくていいことは、あまり一生懸命でなくていいのではないかと思います。

「考えすぎだよ」
「そんなに考えなくてもいいんじゃない?」
と、よく言われます。
それは本人もよくわかっているんですけど。
そういうわけにもいかないのが、人間です。

私は、考えるのは一生懸命考えていただいていいと思うのです。
ただし、考えすぎて、ストレスためるほどにならないようにはしてほしい。
でも、考えないようにしよう、というストレスをためるのもよくない。
なので、できるだけ考えて、
考えるだけ考えて、ダメならダメなりに考える。
気がすんだら、考えるのをやめる。
それで良いのではないかと思います。

気が済むように、自分がストレスにならないようにすれば、
それでいいと思います。
色々なことに気をまわして考えるのも、
何も考えないのも、それはその人の個性。
どちらでもよく、考えすぎるから、考えないから、と責められるようなものでもない。
その人がそれで気が済めば、それでいい。

考え方も、個性だと思います。
意見も、一人一人人間が違えば、違ってくるものだと思います。
違うことを、悪いことだと考える必要はないと思います。
ただ、意見を合わせなきゃいけないときは、
自己主張しすぎないようにしたいものですね。

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2013年7月16日 火曜日

緊張症

あがり症

人前に出るとものすごく緊張して、上がってしまって、
震えてしまう、赤面してしまう、
異常に汗をかく、言葉が出なくなる などなど

昔は、こんなのは病気じゃなくて、
その人の気の持ちようだ、と言われてしまうようなものでした。
ものすごく、このような症状で悩んでこられた方は
多いのではないかと思います。

今は、「社会不安障害」などという
たいそうな名前の付いた病気として認識されるようになりました。
治療のできる病気だ、ということになっています。

治療法は、抗うつ薬を使って、
緊張によるストレスで乱れた、自律神経の働きを整えてあげます。
安定剤を使用して、緊張を少し緩和してあげます。
このような治療をして、体に「心配ない、緊張しない」
という記憶を植えつけます。


緊張症で、仕事などに支障がある方、
性格だから仕方がない、とあきらめず、
相談してみてくださいね。
解決法があるかもしれません。

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2013年7月12日 金曜日

不登校

やっぱり、増えているんでしょうか、不登校。
しっかりと体に異常が出てくる不登校が多いような気がします。
特に、吐き気、頭痛。
子どもたちも大変ですね、いろいろストレスがあるんでしょうね。

不登校の子供の対処法は、というと、
まず原因を明らかにすること。
体の不調を取っていくこと。

原因が明らかであれば、打つ手はたくさんあると思います。
しかし、原因が明らかでない場合、難しくなります。
子どものほうが、「こうなりたい!」という理想を持っていれば、
治りやすくなると思います。しかし、それだけで学校に行けるようにはならない、
というのが現実です。

原因がわかって、原因を排除するなり、
原因になっているものから遠ざかるなり、
少しずつ、本人を安心させて、
学校に行っても大丈夫、という気分にさせること。
それと同時に、生じてくる体の症状を調整します。

身体の症状緩和のためには、薬を使用する必要があることが多いです。
吐き気止め、痛みどめ、胃薬、などなど。
それだけではおさまらないこともあり、そういう時は安定剤(抗不安薬)を少量使用します。

人によっては、学校に行ってから、緊張のあまり具合が悪くなる人もいます。
そんな時に安定剤を飲むと、少しは耐えられるようになる。
そのようなことをしながら、学校、環境に慣れていく必要があると思われます。

学生時代は、長い人生の中のほんの一時です。
大事に過ごせるといいですね。

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