心のお悩み解決ブログ

2013年6月25日 火曜日

親子関係

いろいろ難しい問題がありますね。
親に対しても、子どもに対しても、常にいい関係を保つのは
とても大変なことのように思います。

私は、自分が結構神経質なところがあったり、
自分のこだわりを人に踏み込まれるのが苦手だったりするので、
よく母親とぶつかってしまいます。
母は、きっと私のためにしてくれているのだろうことも、
普通であれば「ありがとう」と言えるのですが、
ちょっとその前後にトラブルがあったりすると、
本当に少しのことにもイライラしてしまう。
「こんなこと、してくれなくていいのに」と、つい口に出してしまいます。

そうすると、母も怒りだしてしまうので、けんかになってしまいます。

そんなつもりはなかったのに...
と思うのですが、人間として成長しきれていないので、ダメですね。
小さい子供のように機嫌を損ねてみたり、すねてみたり。
本当に、子どもです。

ですが、こんな喧嘩ができるのも、親子だからかな、と思うこともあります。
お互いにそれなりに(!)信頼しているから、けんかしても離れていかないのがわかっているから、
言い合いもできるし、けんかもできる。
そう思っています。

娘とは、やはりお互いの機嫌の良しあしで関係が良かったり悪かったりです。
でも、そこでも親子という安心感があって、
結構強いことを言っても、結構約束を破っても、
親子だから...と甘えてしまいます。
あまりいいことではない、と思っていても、
娘との関係は、安心なのかもしれません。

最近、長女が大きくなってきて、大人の会話もできるようになってきて、
いろいろ話すことが増えています。
彼女も彼女なりに色々なことを考えているようで、
(考えていないように見えるのですが)それなりにやりたいことがあったり、
やってほしいことがあったり、友だち関係のことで悩んだり、
部活のことで悩んだり。
よくしゃべってくれるので、いいですね。

親子関係も、他の人間関係も、基本は信頼関係です。
信頼関係がきちんと成り立てば、しっかりした関係は築けると思います。
しかし、信頼関係が成り立たなければ、他の人間関係同様、しっかりした関係を築くことができません。
親子は、近い存在であることから、とても強い関係が築けると同時に、
関係が築けなかった場合に、修復が困難になることも多々あります。

親子といえども、自分とは違う人間であることを忘れないでください。
そして、親が偉いとか、子どもが偉いとか、
そういうことではなく、お互いを尊重できる関係を築けると
良好な親子関係が保てるのではないでしょうか。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月24日 月曜日

風邪をひいたり、気管支炎になったりすれば、
気管支の炎症によって咳が出ますね。
また、喘息でも咳が出ます。
咳は、一度出ると止まりにくく、
厄介なものです。

精神的な要因でも、咳が出ることがあります。
神経因性咳嗽。心因的な咳嗽です。
これは、咳止めだけでは咳が止まりません。
咳止めと同時に、安定剤などで治療する必要があります。

大きなストレスがかかって、それと同時に風邪をひき、
咳が出始めると、そのまま止まらなくなったりする。
咳止めを飲んでも、気管拡張剤を投与しても、咳がよくならない。
そのような場合は、そのストレスが原因の神経因性咳嗽の可能性があります。

根本的な治療は、ストレスの解消、自律神経の調整でしょう。
咳止めの使用は、必要最小限でいいと思います。

咳は、止まらないと、それだけでストレスになります。
常にストレスケアを心がけましょう。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

2013年6月22日 土曜日

一人の時間

私には、とても大切な時間です。
一人の時間。とても大切です。

色々な人といる時間、それはそれで重要な時間です。
しかし、そんな時間ばかりでは、疲れてしまいます。
できるだけ、一人でいる時間を作り、
自分のためだけに時間を使う。
それが、気分転換で最も重要な時間です。

しかし、ある種の人たちには、
一人でいる時間の重要性がわからないことがあります。
そのような人と一緒にいると、私のような人間は
壊れてしまいます。

自分一人で過ごす時間が、少しでもないと、
息ができなくなってしまいます。
人とばかりいると、どんどんいやな人間になってしまいます。
そんな自分はいやだと思います。

どんなに相手のことが好きだったとしても、
お互いの気持ちや、お互いに苦手なこと、お互いに希望することなどをちゃんと把握しなければ、
結局相手のことを傷つけてしまいます。
相手が一人の時間を望むなら、
その時間を与えてあげるのも、愛情だと思います。

私は、幸いなことに、一人で過ごせる時間がちゃんと確保されています。
だから、心の平穏を保てるのだと思います。
心の平穏のために、一人の時間は大切にしたいものです。

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2013年6月21日 金曜日

作話

嫌われたくないから、
自分をよく見せたいから、
などの理由で、無意識に話を作ってしまう方がいらっしゃいます。
これが病的なものか、ただ単に性格的なものか、うそつきなのか、
判断がとても難しいところですが、
病的な作話の場合、治療が必要です。

病的な作話の中には、じぶんが作った話を事実として認識してしまい、
現実と虚構の区別がつかなくなってしまう、厄介な方がいらっしゃいます。
相当精神的に疲れていたり、混乱していたり、というあらわれではないかと思います。

このような症状が出ると、周りはその人に振り回されてしまうことが多いです。
何が真実で、何が嘘なのか、
それがわからなくなってしまう。
とても怖い状態であるといえます。
本人にもわからなければ、周りの人たちも、どこまで信じていいのかわからなくなってしまう。

ストレスが過ぎると、神経が疲れすぎてしまって、
このような症状が出ることがあります。
このような症状が出るのなら、いったん休養が必要です。
それでも休養しなければ、精神が壊れてしまうかもしれません。

作話を自覚することは困難ですが、
周りの人に指摘されるようなことがあれば、
迷わず休養を取ることをお勧めします。

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2013年6月20日 木曜日

診察

診察スタイルはいろいろありますが、
私の診察スタイルは、患者さんと向き合って、
お話を伺うこと。
これを一番大切に思っているところが自分の特徴だと思っています。

当然のことなのですが、忙しいお医者さんは、なかなか忘れてしまいがちです。
でも、体をしっかり患者さんのほうに向けて診察しないと、
お互いに伝えたいこと、伝えてほしいことが伝わらないと思うのです。

お話ししている顔の表情、
お話ししているときのしぐさ、
そういうところも、大事な情報です。
患者さんが何を思っているか、
何に対してつらいと思っているのか、
それがわからなければ、治療ができないと考えます。

そして、色々なことを受け止めていることを、
態度で患者さんに示していきたい、そう思うのです。
だからこそ、体全体を患者さんに向けてしまいます。
そして、お話を伺い、お話をします。

大事なのは、患者さんご自身なんだ、ということを、
皆さんにわかってほしい。
自分が大切だと思えなければ、他の何も大切に思えない。
そう思っていただきたいと思うのです。


最近、「先生と話しているとほっとする」と、
ここ数か月のあいだにはじめてお目にかかった患者さん数人に言われました。
そう思っていただけるのが、とてもうれしいです。
癒しの場を提供したい。
それが私の願いです。

色々な悩みを、解決してあげることはできませんが、
ふわっと包んで、負担を軽くして差し上げることはできると思います。
クリニックに来ると、癒される。
そんな風に言われるクリニックにしていきたいものです。

投稿者 メグ・マグノリアクリニック | 記事URL

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