ストレスでなんらかの症状が出たら、練馬のメグ・マグノリアクリニック

いつもだよ！と言われる方。
ちゃんとストレスは解消できていますか？

時々、なんか気分が乗らないんだけど、と思う方。
無理はやめましょう。
その時はそれをする時期じゃないんです、きっと。
でも、どうしてもしなきゃいけないことであれば、
それが終わった後に待っている、楽しいことに思いをはせて、
どうにか頑張るしかないですね。

気分が乗らないことをするのは、相当ストレスになりますね。
ストレスがケアできないと、鬱々とした感じになってしまいます。
さらに元気がなくなって、さらに気分が乗らなくなってしまう。
できれば、そんな事態にはなりたくないですね。

生きている限り、気分の浮き沈みはだれにでもあります。
しかし、その程度は個人差が大きいものです。
気分が乗らない、落ち込んだ感じがとても強ければ、それを病気ととらえることもあります。
逆に、気分がよすぎて、テンションが上がりすぎているときも、
それを病気ととらえます。

まあ、でも、病気と思うか思わないか、というのも、
一人一人基準が違いますね。
病気と思わずに、何となく過ごしていける方がいいのかもしれませんね。

病気かな、と思うなら、早めにケアしましょう。

午後だよ、とお答えくださった方、
あなたはうつ病の心配は少ないといえます。
問題のない人たちは、朝目が覚めた時が一番調子がいいことが多いです。
だんだん疲れてきて、午後には疲れが出てしまって調子が悪くなる。
そのような状態であれば、それは正常範囲です。

しかし、朝から調子が悪くて、
昼ごろになるとようやく動けるようになり、
夕方ごろから元気になる。
そういう方は、要注意。
うつ病を持っている方が、そのような状態になります。
しかし、そのような状態だからうつ病だ、とも限らないことは確かです。

気になる症状が午前中に多い場合、一度ご相談ください。
治療することで楽になることもあります。

安心するも、ほっとするもあんまり変わらないのですけど。
なんとなく、ほっとする、という言葉、いいと思いませんか。

何が嬉しいか、というと、来られる患者さんに
「ここにきてしゃべるとほっとする」
と言われることです。
ほっとできる場所って、意外と少なくないですか？
結構多くの方々が、自宅でも気が抜けないといわれます。

自宅が本当は一番安心できる場所でいてほしいのですが、
実際にはそうでもなくて、自宅でもなかなか安心できない。
自宅でも、いろいろ気になることが多くて、
子どものこと、そのほかの家族のこと。とにかく考えなきゃいけないことが多い。
特に、女性は家事のことも考えなきゃいけないし、
主婦は、言ってみれば自宅が仕事場なので、
自宅で気を張っていなければいけない。

友達同士のおしゃべりも、
気の置けないお友達だったとしても、やっぱり多少は気を使ったり、
こんなこと言って、嫌われたらどうしよう、という思いが浮かんだりして、
なかなか、まったく気を抜いておしゃべりできるわけでもなく。

生きていく、というのは、いろいろ難しいですね。

どんな人も、ストレスを全く感じない人はいないと思います。
そのストレスの発散法として簡単なのは、しゃべってしまうことだと思います。
だれに話すかは、人それぞれだと思いますが、
家族、お友達に話せるのが一番簡単。
でも、それって実はとても難しいことですよね。

まったく関係ない第３者がいちばんですが、
身近に確保できないことが多いと思います。
カウンセリングを受けたり、病院を受診したり、というのも一つの手だと思います。
いずれにせよ、自分に合った方法で、ストレスを解消するようにしてくださいね。

当院では、相談だけの受診も承っております。
必要がなければお薬を処方しないで、お話だけお伺いすることもしています。
どこにも話せなくて、悶々としているようなことがあるなら、
一度ご相談くださいね。

どんな時、安心しますか？
逆に、どんな時、不安を感じますか？

人それぞれ、感じ方は違いますが、
不安になると、気持ちが落ち着かなくなって、
イライラすることもありますね。

クリニックの開院準備に入ったとき、
それまで勤めていたクリニックを辞めなくてはいけなくなって、
今のクリニックを開院するまでにまだ１年近くあったのに、
７年くらい診せていただいていた患者さんと離れることにすごく不安を感じていました。
同じことを患者さんのほうも感じていてくださったようで、
このクリニックを開院してからは、「先生にあえて、ほっとしてます」
と言っていただいています。
今までお付き合いのあった患者さんに再会して、
ほっとしたのは私も同じです。

今日受診なさった方は、私が前の職場を離れた時にはとても元気でいらっしゃいました。
前回受診した時に、私が離れてからしばらくは元気だったけど、
その後具合が悪くなったときに、相談できる場所がわからなくて困ったそうです。
「でも、前回先生にあえて、かなりほっとして、それだけでも安心して過ごせるようになりました。」

そういっていただけて、私もとてもうれしかったです。

安心できる場所、安心できるとき、安心できる人、色々ですね。
でも、不安に思いながら過ごすのは、心にもカラダにもよくないです。
私も、まだまだ不安がなくなったわけではないのですが、
すっかり安心できた、というのにもほど遠くて。
でも、患者さんたちの笑顔に触れられるのは、とてもうれしいことですね。

安心して過ごせる日が、少しでも増えていくことを願って。

「私なんて、なんにもできないんです。」
「ちゃんと生きてきてないんです」

こういわれると、悲しくなりますね。
できないことないじゃないですか。
生きてきてないわけないじゃないですか。
ちゃんとここまで生きてきたし、
ちゃんとここまで生活してきているのを、
なんで否定してしまうのでしょうね。

確かに、私も本当に落ち込んでしまっているときは、
「何にもできていない私なんて、大っ嫌い。」
「こんな私を好きでいてくれる人なんて、いないに違いない」
なんて思ってしまいますが、
でも、そうじゃないのは、わかっています。

だって、何もしないで四十ン年、生きてこられないし、
子どもも育っているのは、やっぱり少しですが自分がかかわって育てているからだろうし、
仕事があるのも、仕事を始めてから十ン年、頑張ってきたから。
そう思うようにしています。

皆さん、何かしら自分が生きてきた証拠があるはず。
それを、誇りに思うことが大切なのではないでしょうか？

自己評価があまり低くなると、
それもうつの原因になります。
自分を否定してしまうと、自分を評価してくれる人が離れていきます。
自分が自分を評価してあげることが大切なのではないでしょうか。

自分が大嫌い、は、自分が大好き！の裏返しです。
素直に、自分が大好き！を、認めませんか？
そして、自分に「だーいすき!!!」って、言ってあげましょう！
それだけでも、気分が楽になるはずですよ。